著作権 音楽
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著作権 音楽

NHKで音楽の著作権に関する特集をやっていました。ちょうど今、日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室を著作権料徴収の対象にするというのがニュースになっていますよね。

以前からそういった交渉は行われていたようなのですが、ダンス教室やフィットネスクラブなどと著作権料徴収の交渉を進めてきた中で、音楽教室だけを例外にはできなくなったという背景があるそうです。

著作権料は作曲家の権利を守るものですが、その作曲家を生み出す土壌が音楽教室でもあるわけで、賛否両論あるのは当然だと思います。反対する理由としては教室の経営が難しくなる恐れがあるというのがあります。そこまでの金額が徴収されるものなのかと疑問に思って、試しにフットネスクラブの場合の金額を見てみました。

参考:JASRAC|【規程抜粋】フィットネスクラブにおける演奏等

月会費や施設の面積によって金額が変わってくるのですね。曲数に制限のない年間契約と1曲1回ごとの2通りの契約があります。フィットネスクラブの場合にはプログラムごとに使う曲が決まっているので1曲ごとの契約もあり得るのでしょうが、音楽教室となると生徒の希望にそった曲というのを事前に決めることはできないので、年間契約が基本となるのだろうと思います。決めるのが難しそうですが、料金設定はどうなるのでしょうね。

番組では、著作権について先進的な取り組みをしている例として漫画業界の紹介もありました。「ブラックジャックによろしく」という漫画がありますが、作者の佐藤秀峰さんは、全巻を無料で公開することに踏み切りました。そして、これは忘れていたのですが、この漫画は二次利用することも認められています。そのため、企業や個人のブログで漫画のイラストが使われているのをよく見かけるんですね。あれらは、正当な権利があってやっているということです。

こんなことをして漫画が売れなくはならないかと思うのですが、実際にはこれによって漫画の知名度が高まり、売上につながっているのだそうです。

徴収対象となる業界を徐々に広げてきているJASRACの動きから考えると、音楽教室も対象に含まれていくのは自然の成り行きだとは思います。しかし、そうなったら今後、JASRACと契約は結ばずにフリーで楽曲を提供するような作曲家も増えていくのではないかと思います。

インターネットが普及して、あらゆる情報がフリーで共有される時代となりました。どんなに防ごうとしても著作物の不正なコピーや利用は防ぎようがないので、無理に著作権料を徴収するのではなく、利用者が進んで料金を支払いたくなるような仕組み作りが大切になってくるのではないかと私は考えています。「ブラックジャックによろしく」はその好例だと思います。

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