アイドルの姿を、映像ながら3Dで楽しめるというライブが行われたそうです。テレビで紹介されていました。
最初はスクリーンで映像を見ているだけだったのですが、ある曲になると、アイドルが立体的な映像で映し出されて、あたかもその場にいるかのような演出になっていました。
あの立体映像をどうやって投射したのかにとても興味を持ちました。MRという技術を使っているそうです。拡張現実VRではなく、MR。聞きなれない言葉でした。
調べてみると、似たような概念が3つあるようです。
VR(Virtual Reality)
AR(Augmented Reality)
MR(Mixed Reality)
VRは仮想現実で、PlayStation VRなど、ゴーグルをかけることで、今いる空間ではない仮想の空間に自分がいるかのように感じさせる技術です。
ARは拡張現実で、現実の空間内に仮想の物体が存在しているように見せる技術です。ポケモンgoなどがまさにそうで、現実世界に仮想の生物であるポケモンがいるかのように見えるのが話題になりましたよね。こちらもスマホなりゴーグルなり、何かしらのデバイスを通すことで実現されます。
そして今話題になってきているMRは複合現実です。仮想と現実が相互に作用し合うらしいのですが、ARとの違いは正直私にはよく分かっていません。ARを発展させた先にあるのがMRということのようです。
呼び方の違いはともかくとして、仮想の世界や物体を現実のように体感できる仕組みというのがどんどん整備されています。今後もさらに進化して、行ったことのない場所や空想上の世界を自由に旅行できたり、ゲームがこれまでのように画面を見て行うものではなく、ゲームの世界に自分が行って体感するものになっていくのだと思うとワクワクします。
5年後、10年後にはこれらの技術がどんな形に進化しているのか。とても楽しみです。