今日、友人の結婚式に参加してきました。いつも見ているのとは違う、過程を持つ者の覚悟のようなものが見えて感動しました。
その待合室にあったのが、その場で写真をとって加工することができ、それを印刷できるようになっている大きなタッチパネルでした。これはデジタルサイネージか?と思ったので、今回はそれを話題にしようと思います。
デジタルサイネージとは
デジタルサイネージ(Digital Signage)は日本語で電子看板と訳されています。街中でも見かけますし、タクシーの客席で見かけることのある広告のでる画面もデジタルサイネージの一種と言えるかもしれません。
ただのディスプレイとなにが違うのかというのは非常に曖昧だと思います。ただ表示するだけではなくて、表示を切り替えたりする仕組みを含めた、画面と画面制御を含めた全体をデジタルサイネージと呼んでいるのではないかと思います。
デジタルサイネージ 事例
おそらくデジタルサイネージと呼んでよいと思うのですが、今日出会った装置というのがなかなかに凝ったものでした。よい事例だと思います。
かなり大きめの画面があって二分割されています。左のほうにには上部のカメラに見えているものが映し出され、右の方には小さい写真がたくさん上に向かって流れていきます。
前に立つと、自分(達)の写真を撮影することができます。そして、撮った写真はプリクラのように落書きをすることが可能です。その後、写真を保存すると、画面の右を流れる写真の中に、今撮った写真が加わるという仕組みです。
また、撮影後には、QRコードを読み取って写真の保存ができるほか、画面に接続されたプリンターでその場で写真を印刷することも可能でした。この、多機能の融合がすごいなと思いました。
まとめ
数年前だと街中の看板がデジタルの画面になっているだけでも珍しかったですが、今は普通に見かけるようになりました。特に、タッチパネルになっていて、単に情報を発信するだけでなく、利用者からの働きかけに応じて異なる情報を発信してくれるものが増えてきているように思います。
そして、今回私が接したような、誰かが写真を撮って、それをその後に利用する人たちが見ることができるというような、コミュニケーションが広がっていくような仕組みは、これまでだと展示会やジョイポリスのようなテーマパークでしか利用できない先端技術でした。それが、いまや一般に利用できるくらいに敷居が下がってきているのだというのを感じました。デジタル技術の発展によって、日常生活がどんどん面白くなってきているなと思います。今後もどんどんと身近に利用できる技術が増えていくのだろうと思うと楽しみです。