風の谷のナウシカの漫画
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風の谷のナウシカの漫画

風の谷のナウシカ あらすじ

風の谷のナウシカといえば普通は映画が思い浮かぶと思います。


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あらすじを簡単に説明しますが、不要な方は読み飛ばしてください。

風の谷はその名の通り、谷にある小さな町で、人々は自然と共生しながら暮らしています。族長の娘ナウシカは活動的で、自らメーヴェと呼ばれる翼に乗って砂漠や森へと行き来しています。

この時代、世界は腐海と呼ばれる瘴気を発する森と、そこに住む巨大な虫の脅威にさらされていました。特に、ダンゴムシのような体に多数の目を持った虫、王蟲の群れに襲われた町は、壊滅してしまうほどでした。

風の谷は、その地に吹く風のおかげで瘴気から守られていました。

風の谷に、大国トルメキアの飛行機が墜落したところから物語は進展します。トルメキアの飛行機は過去に世界を崩壊させた巨人、巨神兵の胚を運搬していました。トルメキアの皇女クシャナは巨神兵を風の谷で孵化させることにしました。

この巨神兵、トルメキア軍によってペジテ市から奪われたものでした。ペジテ市は風の谷に王蟲の群れを突進させることでトルメキア軍を壊滅させる作戦を立てます。そして、王蟲の子供を半殺しにして気球で吊り下げ、それをエサにして大人の王蟲を森からおびき出すことに成功したのです。

この王蟲の大群に対して、クシャナは孵化しきっていない巨神兵で戦いを挑みますが、巨神兵はほどなくして動かなくなってしまいます。

この危機を救ったのはナウシカで、たった一人で王蟲の大群に向かっていき、対話し、ついにはその心を鎮めてしまいました。その姿は、古くから伝わる伝説にある人物と一致していました。

もっとしっかりしたあらすじが必要な方はこちらをご覧ください。

風の谷のナウシカ (映画) – Wikipedia

風の谷のナウシカ 原作

実は、この「風の谷のナウシカ」という作品は映画用に作られたものではなく原作があります。ハウルの動く城や魔女の宅急便のように、他の人が作ったものではなく、宮崎駿さん自身が連載していた漫画作品があるのです。

私はこの漫画の存在を友人から聞いて知りました。その友人いわく、映画は話が途中で終わってしまっていて、実際にはもっと壮大なストーリーだというのです。

映画だけでも十分壮大なストーリーだというのに、漫画版はどんな続きがあるのだろうかとずっと気になっていました。

そしてある日、かの有名な書店、ヴィレッジヴァンガードにて、風の谷のナウシカの漫画全巻セットを見つけました。普段は本を買うとき、何度か書店を訪れてから購入に至ることが多いのですが、このときは即決しました。

7冊なのでかなり重たいです(一冊一冊はそこまで分厚くはありませんが)。

読んでみると、まさかと思う展開でした。映画は漫画版のナウシカ全7巻のうち、第2巻の途中までにすぎないのです。あのあと5巻分以上も話が続くなんて、映画版だけを知っている方は想像できないのではないでしょうか。

私は全く想像できませんでした。もちろん、ただの後日談のような話ではなく、映画で繰り広げられたような濃いストーリーが続きます。

設定も少し省略といいますか、映画版では詳細に明かされていない部分があります。特に、腐海の秘密について。これから読む方の楽しみを奪ってしまってはいけないのでこれ以上は言えないのですが、かなり驚きました。

読むと人生観が変わるかもしれないと言ったらさすがに大げさかもしれませんが、それくらい印象深い作品です。映画しか見たことのない方は、ぜひ漫画も一読されることをお勧めします。


風の谷のナウシカ 全7巻セット