対位法 独学
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

対位法 独学

和声学の独学については以前記事に書きました。

和声学を独学するのに便利なのが、洗足オンラインスクールです。それに準拠した本が、解説がコンパクトにまとまっていておすすめです。

では、対位法を独学することはできるのでしょうか?

こちらは、洗足オンラインスクールのような、自動採点のシステムは私が知る限りはありません。そのため、禁則をおかしていないかを自分で判断しなければならず、独学はかなり困難なのではないかと思います。

教科書としては、某音大生にこちらの本を薦められました。


厳格対位法 第2版 パリ音楽院の方式による

実際に購入して読んでみて(やってみて)いるのですが、あまり分厚くなくてとっつきやすいですし、説明も分かりやすいと思います。とはいえ、音楽を専門で勉強しているような人に聞きながらでないと、理解が難しいところもありますし、自分の答えが合っているかどうかというのは、自分で判断するのは非常に難しいと思います。

私も自分で間違いないと思った回答を何度か人に見ていただいたことがあるのですが、間違いの多いこと。想像以上にたくさんの禁則をおかしていました。

特に多かったのは、うっかり縦の線で4度の音程を使ってしまったり、非和声音で跳躍してしまったりというものです。何度か専門家に採点をしてもらえれば、答え合わせのコツも見えてきますので、その後は自分で学習することも可能だと思います。

初期の段階では、誰かに見てもらうのが良いのではないかと思います(それが難しいから独学をしようとするのですが、私には難しかったです)。

ちなみに、対位法にはいくつかの流派があるようで(和声学にもありますが)、本によって説明に違いがあります。先ほどご紹介した本は、有名どころの教科書の違いについても書かれているので、どの本で勉強すればよいか迷っているという場合の最初の一冊としても良いと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする