私は礼服を一着持っているのですが、これまでクリーニングに出したことがありませんでした。
クリーニングに出しすぎても傷んでしますので、「何回か使ってから出そう」と考えているうちに、そもそも年に数回しか使わないので気が付いたら1年半ほどになっていました。
さすがにこれは不潔だと思い、クリーニングに出してみることにしました。
礼服の場合には通常コースではなくて特別なコースにする必要があると言われたので、少し高いコースを選択してお願いしました。
一週間後、一緒に出していた冬物のコートとともに、仕上がった礼服を受け取って家に帰りました。
家に帰って仕上がりを確認しました。コートは綺麗に仕上がっていたので問題ありません。礼服のジャケットも、袖にはアイロンがかかっていない様子だったので新品のようとまではいかないものの、まあ問題なかろうという感じでした。
ところが、スラックスに細かいしわが入っていたのです。例えるなら、本が雨でぬれてしまったときに、重しをした状態で乾燥させると紙が伸びた状態で圧縮されるので、平らにはなってもしわしわの線が残ってしまうというのをイメージできますでしょうか。そのような感じのしわが入っていました。
明らかに預ける前には入っていなかったしわでした。
すぐさまクリーニング屋さんに電話して、無料でやり直しをしていただけることを確認してから再度お店にうかがってスラックスを預けました。
そして、数日後、お店に受け取りに行きました。前回は家に帰ってから袋を開けたのですが、今回は二度手間にならないように現地で中身を確認しました。
そうしたらなんと、まだしわが残っていたんですね。これには驚きました。作業後に目視したら気がつかないことはないだろうと思うのですが、やり直しても同じ結果になるとは思いませんでした。
この時点で、このクリーニング屋さんにこれ以上お願いしてもダメなのかとも思ったのですが、もう一度だけやり直していただくことにしました。
そして、本日3度目の正直があるのかを疑いつつも受け取りにうかがってきました。
結果、今回はきちんときれいに仕上がっていました。今回だめだったらあきらめて自分でなんとかするしかないと思ってハラハラしていたので、最終的にはしっかり仕上げていただけて良かったです。
そんなわけで、今回は次の2つを学びました。
- 礼服のような扱いがデリケートな衣類をクリーニングに出す場合には、お店をよく選んだ方がよい(今回出したのはチェーン店でした)
- 仕上がった衣類はその場で確認する※
※これについては、以前スーツを購入したときにも経験したことがあります。自分に合ったサイズが店頭になかったため取り寄せになったことがあり、受け取りの際にしっかりと確認をしなかった結果、家で糸のほつれに気がついて、最終的には新品と交換していただくことになりました。何もないことの方が多いとは思うのですが、万が一のことを考えると、その場でしっかり確認した方が自分のためにもお店のためにも二度手間にならなくて良いと思います。
こういうトラブルのことを考えると、仕上がりにこだわっているサービスを利用するのも悪くないなと思いますね。
↓
宅配クリーニング リビナス
しかも、このサービスは高いと以前は思っていましたが、1点1000円は今回私が出したクリーニング屋さんと同じくらいの値段でした。コートは2000円くらいだったので、むしろこちらを利用した方が安かったですね。最低5点必要なのが難点ではありますが、家族みんなで利用すれば全然問題ないでしょう。
今回のクリーニング屋さんが悪いということでは決してないのですが、絶対に失敗したくないような大切な衣類を出す場合には、色々な選択肢を考えてみるのがよいかもしれませんね。
次回以降は、どこにお願いするかをよく考えたいと思います。