Googleスプレッドシートで表を作って、上下を反転させたいと思うことはないでしょうか。
例えば、
過去が上に、未来が下になるように計画表を作っていたけれども、未来が上になるようにしたい
というような場合です。
今回は、ソートの機能を使って表の項目の並びを上下反転させる方法を解説します。なお、この例はGoogleスプレッドシートで説明していますが、Microsoft Offce Wordでも同様の手順が使えます(ヘッダ固定の設定方法は異なります)。
まずは、表のヘッダ固定を行います。これを行わないと、ヘッダー行がデータと混ざってしまいます。
方法は、表のセル番号が書かれている部分の中で、左上の何も書かれていないところの線をドラッグします。
今回は上下反転なので横は固定する必要はありませんが、縦2列、横3列固定したのがこちらです。
表全体はこのような見た目になります。年月の列を見ると、上から下に向かって時間が流れているのが分かるかと思います。これを、下から上に流れるようにします。
まずは、A列の上の「A」と書かれているところを右クリックします。すると、「左に1列挿入」というメニューが出てくるのでクリックします。
すると、このように左に1行からの列が挿入されました。ここに現在の状態の連番を振っていきます。
表のデータ部分の一番左上のセル(この例ではA3セル)に「1」(半角数字の1)を入力して、Enterキーを押します。再度そのセルに青枠を合わせて、ctrlキーを押しながら、右下のぽっちを下にドラッグしていきます。
すると、このように連番が自動的に振られます。
このように、これを続けて表の一番下まで連番を振ります。
次に、A1セルにカーソルを合わせます(この手順は不要かもしれませんが、やっておくと安全です)。
上のメニューから、「データ」の中から「降順に並び替え」を選択します。
すると、このように、一番左の連番を振った列が、昇順から降順に並び替えられたのにつられて、右のセルのデータも並び替えられます。
並び替えが終わったので、あとは不要になった一番左の列を削除すれば完了です。