かいぼり
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かいぼり

NHKの番組、「ダーヴィンが来た」で井の頭公園と、そこに住むカイツブリの様子が紹介されました。

この鳥は俳句で冬の季語になっています。

世の中に池多しと言えども、カイツブリのエサとなる魚が十分に生息している池というのは日本では貴重なのだそうです。この魚というのが日本の在来魚なのですが、外来魚によって危ぶまれたことがありました。

そのときに行われたのが「かいぼり」という作業です。

池の水をすべてくみ出して、外来魚は取り除き、在来魚は戻すという大掛かりな作業です。そういえば、そんなことが行われていたんですね。

そのとき大量に出て来たのは自転車。なぜあんなに大量の自転車が池の中にあったのか、今でも疑問です。

Wikipediaでは
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掻い掘り(かいぼり)は、池や沼の水をくみ出して泥をさらい、魚などの生物を獲り、天日に干すことである。
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と書かれていたので、正確には水を戻すところは含まれないのでしょうが、井の頭公園は当然水が戻されています。

井の頭公園は平成29年で開園100周年を迎えるそうです。とても歴史のある公園なんですね。次の100年に引き継いでいくためにも、大切に利用したいものです。