大学入試 英語で外部試験を利用するという話。
各大学の対応について文部科学省がポータルサイトを作っているのですが、これがまあ見にくいです。
各大学の情報は「5.大学・短大の大学入試英語成績提供システムの利用予定の状況」というところのリンクからたどって見ることができます。
それぞれの大学が個別のPDFファイルになっているのですが、なにかの声明などの場合はPDFファイルは良いと思うのですが、スマホで見たりしたらすごく見にくいわけですよ。
せめて、大学名で検索して、PDFファイルではなくてそのままホームページ上で見れるようにはできなかったのだろうかと思ってしまいます。
そして、大学入学共通テストもまだまだ混乱がありそうです。今日調べて驚いたのがこちら。
↓
令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト国語における記述式問題の段階表示について
評価が単純な点数よりも細かく表示される仕組みが導入されるようです(点数は点数で出るのでしょうか)。
これをうまく利用すれば、各大学の二次試験の負担を減らせるのかもしれませんが、基準は大学によって違うわけで、こういった細かい評価は二次試験で行えばよいのではないかというのも正直な感想です。
せっかくマークシート式で採点ミスのリスクがかなり減らせる仕組みになっているところ、記述式にするということは機械での採点よりもコストもかかるでしょうし、今のところメリットが感じられないなと思っています。
実際に運用されてみたら、案外画期的だったという結果になるのかもしれませんし、そうあってほしいと願っています。
センター試験は今年度で廃止されて、2020年度からは新制度での入試となります。しばらくは、受験生側も大学側も手探りで対応していくことになりそうだなと思います。