WiFiモバイルルーターをレンタルする
外出時、スマホはWiFiがなくとも契約しているSIMによる通信(4Gなど)、パソコンも少し使うだけならスマホのテザリング(スマホをルーター代わりに利用できる機能)で済ませることができるので、WiFiのモバイルルーターがいつも必要という方は多くないかもしれません。
しかし、
- 旅行先や帰省先でもWiFiが使いたい
- 外でもYouTube動画を好きなだけ見たい
- パソコンを使った勉強会を開きたいので、みんなで使えるWiFiを用意したい
- セミナーで講演をするので、会場でネットにつながるパソコンが必要
などの理由で、限られた期間だけWiFiを使いたいということはあり得ると思います。
日本国内で通信量無制限※で使えるのが、WiFi東京のサービスです。
↓
当日発送で高速WiFiをサクッとレンタル!
※通信量無制限で使う条件について
WiFi東京で貸し出しているモバイルルーターは、Yモバイルを利用しています。Yモバイルには、標準モードとアドバンスモードの2種類の通信の仕方があり、アドバンスモードを利用した場合に限り、通信量が無制限となります(ただし、直近3日間の合計が10GBを超えた場合、翌日18時~翌々日1時の7時間、速度制限がかかります)。こちらは、スマホで使われていない帯域を利用しているそうです。
一方アドバンスモードが対応していない地域では標準モードで通信する必要があり、こちらはスマホでも利用されている帯域を利用します。このモードでは、月の合計が7GBを超えた場合速度制限がかかります。
対応エリアの地図:エリアマップ|エリア|Y!mobile(ワイモバイル)
WiFi東京の特徴
WiFi東京のサービスには次のような特徴があります。
- 高速通信がデータ使用量無制限で利用可能(前述の条件あり)
- 1日440円(最低2日間以上)、15日間3850円、30日間6600円という料金
- 法人割引あり
- 郵送費は往復1100円で、返却用レターパック付きなのでポストに投函するだけで返却可能
- 支払方法は、ウェブの場合はクレジットカード払い、店頭の場合は、現金、銀行振込又はクレジットカード払い
- レンタル期間は手元に機器が届いた日から、ポストに投函した日(最終利用日の翌朝8時までの投函が必要)なので、発送・返送期間は含まれない
1日440円で、9日間で3960円になりますから、例えば2週間(14日間)など、9日以上借りる場合には15日3850円のプランにしてしまった方がお得ですね。8日間だと3520円でかろうじて15日間よりは安くなります。
今回は実際に端末をお借りしたので、利用の流れを画像付きでご紹介します。非常に簡単に使うことができました。
届いたもの一覧
説明書とかいろいろと入っているのかなと思いきや、同封物はこれだけです。意外とシンプルでした。
右にあるのが説明書とルーター、ルーターの充電器で、下に敷いているのはそれらを収納できるポーチです。左にあるのが返送用の封筒です。
接続してみる
ルーターは初めから充電された状態で届きます。早速電源を入れてみました。
続いて上にスワイプしてみます。すると、このようにメニューが出てきました。
接続に必要なSSIDとパスワードの情報は、本体の裏に記載されています。
早速手持ちのiPhoneを接続してみることにします。
普段は自宅のWiFiに接続しているため、接続先を切り替えるために「設定」を開き、WiFiのところをタップします。
ルーターの裏面に書かれていたSSIDのものを選択します。
パスワードの入力が求められるので、ルーター裏に書かれていたパスワードを入力して「接続」をタップします。
すると、このように接続先を切り替えることに成功しました。
ルーターの画面を確認すると、接続機器の数が0から1に変わっています。
さらに、接続数の書かれたアイコンをタップすると、接続している機器の詳細が表示されます。
データ通信量が表示されない
インターネットでホームページ閲覧をしたり、YouTube動画の再生をしたりして、データ通信量がどのくらいになったのかを確認しようとしましたが、データ通信量のアイコンをタップしたら0GBの表示でした。
どうしてか分からないので、サポートチャット(ホームページにパソコンでアクセスすると、画面右下に出てきます)で問い合わせてみました。
その結果、ここにデフォルトで表示されているのは「アドバンスモード」の通信量ではなく「標準モード」の通信量だということが分かりました。
両方の合計が表示されるものと思っていたのですが、そうではなかったのですね(設定を変更すれば、合計を表示することも可能です)。
ルーターは最初「アドバンスモード」に設定された状態で届くので、ここは紛らわしいところです。
先ほどのデータ通信量の画面を下にスクロールすると、このように「データ通信量設定」というボタンが出てくるのでタップします。
サポートで教えていただいた通り、確かに最初は「標準モード」の通信量を表示する設定になっています。
そこをタップすると、「標準モード」「アドバンスモード」「合計」のいずれかを選択できますので、「アドバンスモード」をタップして選択しました。
元の画面に戻ってみると、しっかりデータ利用量が表示されました。リアルタイムに増えていきます。
テレビの視聴
ルーターに地上波デジタルの受信機能がついていて、ワンセグではなくフルセグでテレビが視聴できます。専用アプリのダウンロードが必要なため、パソコンからの視聴はできません。iOSまたはAndroidの端末が必要となります。
専用アプリはWiFi東京のトップページのリンクからダウンロードできます。(私のスマホだとなぜか、Google PlayをタップするとApple Store、Apple StoreをタップするとGoogle Playが表示されます。ダウンロードは正常にできました)
テレビを視聴するときは、ルーターのアンテナを立てます。
ルーター上部のここに格納されています。
爪で引き出すとこんな感じです。
このように角度を変えることができます。
電波の受信がしやすいように、窓際に置くと良いでしょう。なお、アプリのレビューを見ると屋外でないと受信が難しいと書かれている方もいます。私の場合、自宅でも問題ありませんでした。
延滞について
レンタル期間を延長したい場合に手続きするのは当たり前のことではありますが念のため記載しておきます。無断での延滞は、1日あたり2200円かかってしまいます。長期間レンタルのときなど油断しがちだと思うので、気をつけましょう。
まとめ
日本国内で通信量無制限で使えるWiFiルーターのレンタルサービスとして、今回はWiFi東京を利用してみました。
注文後すぐに発送してくださり、最後に返却するのもポストに投函するだけ、返却用の封筒も同封されているのが親切です。
そして、充電された状態で届きますし、操作も簡単ですぐに使うことができました。
2日間からレンタルできるので、気軽に試せるのも良いと思います(2日間だと送料が少々もったいない気もしますけれども)。
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